体質改善美人〜アラフォーからの☆健康改革〜

アラフォーのお悩みを解決して、魅力を引き出す方法を体質改善の観点から考えます。

腸内環境を良くして幸せ健康美人。

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腸内環境を整える

カレーを食べると幸せな気持ちになるらしい・・聞いた事ありますか?


眉唾という方もいるようですが、一説によるとカレーのスパイスによって腸内が温まり、「しあわせホルモン」と言われる「セロトニン」が多く分泌されるからとの事です。

 

■しあわせホルモン「セロトニン」とは?

心を安定させる働きがある物質です。精神状態を安定させるため、気持ちが前向きになり、安らいだ状態を作ります。
さらに、睡眠ホルモンの「メラトニン」は、セロトニンから生成されます。メラトニンがしっかり分泌されると良質な睡眠につながり、さらにメンタルの安定や健康につながるのです。

反対に、セロトニンが足りなくなると「食欲が無くなる」「疲れやすくなる」「集中力が無くなる」「いらいらする」「寝つきが悪くなる」「ぼんやりする」「忘れっぽい」などなど、生活に支障が出てきます。

 

■「セロトニン」は腸内で分泌される。

腸は第2の脳と言われます。意外に思われる方もいると思いますが、腸と脳は神経系を通じて影響しあっており、腸内の状態が心の健康状態と関係があるのだそうです。

なんと「しあわせホルモン」の「セロトニン」は、95%が腸内で作られます。

腸内で作られたセロトニンが脳に運ばれるわけではなく、腸内のセロトニン濃度が、腸と脳をつないでいる神経系に伝わり、脳に影響を与えています。

つまり、腸内環境がよければセロトニンがしっかり作られ、幸せに過ごすことができるわけです。

■腸内環境を整えて「セロトニン」を増やす。

腸内には「善玉菌「悪玉菌」「日和見菌」の3種類が住んでいて、このバランスによって腸内環境が変わってきます。
日和見菌」って何?と思いますが、善と悪が定まっていない菌で、善玉菌が優位の時は善玉を応援し、悪玉菌が優位の時には悪玉を応援するのです。強い方につくので「日和見菌」と呼ばれているのですね。。そのため、善玉菌を増やして優位な状態を保ちたいです。

善玉菌を増やすには、「乳酸菌」「食物繊維」「オリゴ糖」がおすすめです。

乳酸菌は発酵食品に多く含まれています。(ヨーグルトやチーズ、キムチ、味噌、漬物など)
食物繊維はこんにゃくや海藻類、りんごなどに多く含まれる水溶性食物繊維と、大根やごぼう、キノコ類に多く含まれる不溶性食物繊維があります。沢山とりすぎるとお腹を壊してしまったりするので、適度に取ることが大切です。
オリゴ糖は善玉菌のエサになります。なかでも、牛乳に含まれるガラクオリゴ糖は、腸内を整えてくれるビフィズス菌を増やすのに有効です。
玉ねぎやごぼうに含まれるフラクオリゴ糖、大豆製品に含まれる大豆オリゴ糖は、腸内を整えて、働きを活発にするのに有効です。

■ダイエットにもなるし美容にも良い。

腸の働きが良くなると、栄養の吸収が良くなり代謝が上がって痩せやすい体になります。お肌の調子も良くなりますし、免疫力がアップして、風邪をひきにくくなったり、アレルギーも起こしにくくなるなど、良いことが沢山です。

■その他心がけたいこと。

腸内環境を良くする以外にセロトニンを増やす方法として、「リズム運動」が良いと言われています。リズムのある動き、「噛む」ことや「軽いジョギング」「ウォーキング」などでも効果があります。

そして「太陽の光」を浴びるのもセロトニンを分泌させます。休日も引きこもりすぎず、しっかり日の光を浴びることでセロトニンが多く分泌され、良い眠りにつながってより健康になります。

さらに「スキンシップ」をとることでセロトニンが分泌されます。
近頃は無駄を省くことが時短で良いとされ、デジタルなコミュニケーションが増えてきていますが、人と顔を合わせてコミュニケーションをとることでセロトニンは多く分泌されます。効率化は大切ですが、人と会って話をする時間は、意識してしっかり作っていきたいですね。

 

比較的ハードルの低い方法でしあわせホルモン「セロトニン」を増やせると思いませんか?生活習慣をちょっとだけ見直しをして、健康美人を目指しましょう。